シニアの自分がしたいプレーから、サッカーを学び直す

シニアサッカーのターン

シニアになった今も、サッカーでもっと動けるようになりたい、もっと上手くなりたいと思っています。 

怪我や身体づくり、さまざまな練習を経験する中で、「自分がしたいプレーから、必要な身体の使い方を学ぶ」という方向性が見えてきました。 

好きなサッカーを、時間をかけて学び直す。そんな私の「贅沢時間」を紹介します。

情報が豊富な今、何を学ぶか

雑誌から動画へ、サッカー情報の変遷

コロナが流行り始めたころ、飲み歩くのをやめたことをきっかけに、少年時代にやっていたサッカーをふとまたやってみようと思い立ちました。それから個サル(個人参加型のフットサル)に参加するようになり、その後、シニアサッカーを始めました。

少年の頃、私が触れられるサッカーの情報は、主に『サッカーマガジン』でした。今は、さまざまな情報が溢れています。もっと動けるようになりたい、もっと上手くなりたい。そんな気持ちで、YouTubeなどを見ながら、いろいろなことを試してきました。

目を引くフェイントや足技を見ると、自分もやってみたくなります。ただ、その技が今の自分に合っているのか、実際の試合で使いたいものなのかは、別の話です。

一つひとつの技をバラバラに練習していても、自分がしたいプレーにつながらなければ、せっかくの練習時間を活かしきれません。

何を練習するかを選ぶ前に、「自分はどんなプレーをしたいのか」を考える必要がある。今は、そう感じています。

怪我をきっかけに、身体の使い方を見直す

サッカーを始めた頃は、動けるようになるために体重を減らすことを意識していました。

ところが、サッカーで鎖骨を骨折し、復帰まで半年ほどかかりました。身体を動かせない間に体重が増え、復帰後には膝も痛めてしまいました。

そこで、パーソナルトレーナーの指導を受けるようになりました。

取り組んできたのは、お尻を使って膝への負担を分散するなど、身体の使い方を見直すトレーニングです。指導を受けながら練習を重ね、膝への負担を感じにくくなってきました。

また、YouTubeで「抜重」という身体の使い方を知り、自分でもできるように練習してきました。

こうした経験を通じて、サッカーを楽しむには、ボールを扱う技術とともに、自分の身体をどう動かすかが大切なのだと実感するようになりました。

身体づくりを、したいプレーにつなげる

身体操作の大切さが分かってきても、まだ疑問が残っていました。

練習している身体の動きを、サッカーのどの場面で、どう使えばよいのか。

身体づくりとサッカーのスキルを、うまくつなげられずにいたのです。

そんなとき、サッカーに必要なスキルと、そのために必要な身体操作やトレーニングを、視覚的に整理して説明する素晴らしい動画に出会いました。

私にとって大きかったのは、個別のフェイントを覚えるだけでなく、したいプレーから必要な動きを考えられることでした。

例えば、私がやってみたいのは、ディフェンダーの動きの逆を取るプレーです。多少スピードで劣っても、相手の逆を取れれば、かわすチャンスが生まれます。相手との接触を減らしながらプレーしたい、という思いもあります。

そのために、私は抜重を意識し、膝を緩めて素早く横に動く練習に取り組んでいます。

自分はどんなプレーをしたいのか。そのために、身体をどう使う必要があるのか。そして、その動きを身につけるために、何を練習するのか。

このつながりが見えたことで、今取り組んでいるトレーニングを、サッカーに活かしていく方向性が定まりました。

自分の動画を見て、もう一度動き出す

最近、クラブのイベントで撮影された、自分のプレーを見る機会がありました。

映っていたのは、思っていた以上に身体が重く、動けていない自分でした。自分の感覚と、実際の動きには差があったのです。

少しショックでしたが、これをきっかけに、体重も見直そうと決めました。

パーソナルトレーニングに加え、朝の自主練にも取り組むようになりました。体重は少しずつ減少傾向になり、前回のサッカーでは、少しキレのある動きができたと感じています。

まだ、取り組みの途中です。何がどれだけ効いているかは分かりませんが、小さな手応えがあると、また練習したくなります。

好きなことの本質を学ぶ贅沢時間

時間に余裕ができた今、好きなサッカーに、じっくり向き合えるようになりました。

動画を見て理解しようとする。身体を動かして試す。試合で使ってみて、また考える。

その繰り返しも、私にとってサッカーの楽しみになっています。

シニアの今の自分には、今の自分がしたいプレーがあります。それを実現するために、必要な身体の使い方を学び、少しずつ磨いていく。

好きなことの本質を、時間をかけて学ぶ。

そんな時間の使い方も、私にとっての「贅沢時間」です。

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